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▼コメント[必須]>>1 > 騒がしい....。 ガヤガヤと騒ぎ立てる隣の男子に心内で悪態をつく。 まぁDQNに声をかける強さなんて持ち合わせていないし、声かけたらかけたで気が狂いそうだ。 「な、長谷川!」 長谷川....、長谷川.....。え、俺? 脳内処理が遅れたものの、ふと顔をあげて声をかけられた方向へ視線を送る。 「長谷川ってアイツと仲良いよなー、やっぱ噂通りの奴なの?」 ふい、と背中側に向けられている親指の先には刈り上げの男。 目の前にいるDQNが言うに、まぁよくない噂が流れているんだろう。 ただの腐れ縁だと言うのに。馬鹿馬鹿しい。 「どんな噂が流れているか知らないけど、まぁ、面倒な奴だよ」 一言言わないとずっとひっついてこようとするし。 やっぱりぃー?とトーンの上がる声に耳鳴りがして眉をひそめる。 「愁、屋上」 ン、と返事をして彼奴についていく。 いつもの休み時間。一寸五月蝿い。
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