二次元/ゲーム関連

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漫画キャラ最強決定戦SS  

勝手に書いていきます。

参戦キャラ→未定

ルール→二次予選と本選でキャラ争う。霊圧、魔力、チャクラなどは殆ど同質の物と扱う(例:魔力を吸収する能力は魔力やチャクラなども吸収できる)。スタンド、霊体などは一般人でも見える仕様。

NTbmSjstYB
03/09 18:04    

1  ◆NTbmSjstYB

 某日、某所。無限大に広がる空間は数多の人間――またはそれ以外の存在で溢れ返っていた。

 彼、彼女らの中には何故自分がこの場に集められたのかを理解する者はいない。ただ訳も分からず辺りを見回し、ある者は騒ぎ、ある者は静観し、ある者は微笑み、各々な反応を見せるばかりである。

 そんな騒がしい場を統制するように、彼、彼女らの前方に設置された壇上へ突如、白髪頭の男が出現した。

 地面から上がった訳でもなく、天から降りて来た訳でもなく、本当にただその場に『出現』したのである。

 白髪の男は壇上から群衆を見渡すと深々と一礼し、マイクを掴んだ。

03/09 18:16    

2  NTbmSjstYB

「諸君、よくぞ集まった……! クク……!いや集められたと言うべきか……!」

 無限大の空間に響き渡る声には狂気すら感じさせる程の迫力と熱があり、群衆らの騒ぎを一瞬にして止めさせた。

「ようこそ…ここは君達が元々存在していた世界とは異なる世界……! 通常では5億年と言う月日を老いることもなく、死ぬこともなく、空腹も睡魔もなくっ……! ただ過ごせるだけの夢のような空間……! 名付けるならそう…5億年空間だ……!」

 白髪の男の発言に、群衆らはまたざわめき出すが構わず白髪の男は続けた。

「これから君達には争ってもらう……! 最強を決めるためにっ……! 拒否権などもなくっっっ……!」

 白髪の男が実に楽し気に喋り出したその瞬間、群衆らを掻き分けて一人の男が前へと出て来た。

「な、なんだよそれ! 意味分かんねえって! 勝手に連れて来られて争えだ? 意味分かんねえよ! なんなんだお前は?!」

「質問には一切答えられん」

「はあああ?! ふざけんな! お前何様なんだよ!」

 男の反抗を口火に、群衆らの騒ぎは一気に盛り上がり、口々に叫び声を上げだした。

「そうだそうだ! 早く帰せ!」

「殺すぞ! てめえみたいなジジイ、一瞬で殺せんだぞ!」

「意味分かんねえことばっか言ってんじゃねえ!」

 怒声やら罵声やらが響く中、白髪の男は小さく舌打ちを鳴らすと、ドンッ!っと勢い良くマイクの置かれた台を叩き、静かに口を開いた。

「Fuck you.ぶち殺すぞ……ゴミめらッ!!」

03/09 18:36    

3  ◆NTbmSjstYB

 白髪の男が喋り終わると同時に、群衆らの中から凄まじいスピードで駆け出した青年がいた。

「中々ふざけたことを抜かすじゃァないかッ! ンン〜? よかろうッ八つ裂きにしてくれるわ!」

 紫色の長髪を靡かせ叫ぶその青年は、人間ではない。

 かつて古代、人間とは異なる進化を遂げ生きて来た『闇の一族』の天才。名はカーズ。

 カーズは人間とは比べ物にならぬ筋力と知性を兼ね備え、更に人類を捕食する存在である彼にとって老いた人間を殺戮する程度は呼吸の如く済ませられる。

 正にこの瞬間も、彼にとってすれば一人の男を始末するだけのことだった。

「喰らえィ! 我が『光』の流法(モード)! 『輝彩滑刀(きさいかっとう)』の流法ッッッ!」

 床を踏み砕きながら蹴り、その勢いで飛び上がったと同時に、カーズの腕から煌めく刃が生えた。

 彼の流法、輝彩滑刀は身体から刃を出す力である。この刃の表面には極小のトゲが生えており、そのトゲが高速で動き回ることで眩い光を作り出す。チェーンソーのようなその刃の切れ味は凄まじく、弾丸や鉄塊を容易く切り裂くことができる程だ。

 閃光の如く煌めいて翔るカーズの動きは群衆らの一部にしか捉えることはできなかった物の、叫び声を聞き凡人でもカーズの行動は大まかに把握できた。

 彼は、壇上の白髪の男を殺す、と。

 そして文字通り一瞬の内に、白髪の男の目の前へと移動したカーズは首元へ向け、また一瞬の速さで刃を降り下ろした。


 ただの人間の首を切り落とすくらい、彼に取って造作もない。

03/09 19:25    

4  ◆NTbmSjstYB

 輝彩滑刀の刃が白髪の男へと食い込む正にその瞬間、カーズの動きが止まった。

「な、なんだ…かか、か体が動けん ッ!」

 否、カーズは止まったのではなく、動きを止められていた。

「クク…! 動けんだろう…! 言い忘れていたが、このわしに歯向かうやつは皆…別室で監視をしている者に処刑されることになっている……? 動きが固まるのはその兆候……! 動きを止められ、何も出来なくなったところで処刑される……!」

「ば、バカな! 処刑だと? 下らん! 待っておれィ、今殺して」

 カーズの発言はそこで止まった。ぼん、と漫画で表現される通りの間抜けな擬音と共に頭が弾け飛んだのである。

 飛び散る脳獎…! 毛髪…! 頭蓋骨…! 

 その光景を見た群衆の中には騒ぎ出す者などおらず、ただ皆動きを硬直させていた。

 首から上を無くしたカーズの体は壇上で倒れ込むと、びくんっと数度痙攣を繰り返しながら鮮血を撒き散らし、やがて…動くのをやめた。

 その一連の動作を見下ろすと、白髪の男は何事もなかったかのように喋り始めた。


「さて。それではまず、最強を決めるための戦い…! そのルールを発表させてもらうとしよう……!」

03/18 17:23    

5  NTbmSjstYB

「まずは自己紹介…わしは利根川幸雄(とねがわゆきお)……! この空間の管理…そして今回の戦いの管理を任された者だ……!」

 利根川は不敵に笑って見せると、どこからともなく袋を取り出した。

「君たちにはまず、これを付けてもらおう………!」

 袋の中を漁ると、利根川はそこから星型のバッジを取り出し群衆らの前に掲げた。

 すると、一瞬の内に皆の胸の位置にそのバッジが取り付けられた。

「今回の戦いはこのバッジの奪い合いだ……! まず参加者の君たち…二人以上で話し合い、勝負の内容を決める……! じゃんけん…しりとり…そんな児戯はもちろんのこと…麻雀…殺し合い…そういった闇の勝負も全てオッケー……! とにかく勝敗さえ分かればそれでよし……! それから勝負の詳しいルール…賭ける星の数を決め、対決する者らが同時に『勝負』と言う……それを合図に別室の者が勝負をする者たちを別の空間に移動させ、勝敗がつくまでゆっくりと勝負を行ってもらう……勝負が終われば、賭けた星の数だけ敗者は星を失い、勝者が星を得る……ざっとこんなところ……! 簡単だろう……?」

03/18 17:43    

6  ◆NTbmSjstYB

「ではとりあえず練習といくか……」

 群衆らを見渡しながら言えば、利根川は指を鳴らした。

 それと同時に、二人の人間が壇上へと現れた。

 ツンツン頭に学ランを着た青年と、金髪の少女。どちらも群衆の中から強制的にワープさせられた者である。

 ツンツン頭の青年は驚いたように目を見開かせるも、すぐに利根川へと詰め寄った。

「おい、てめえ! こんな……こんなふざけたこと始めやがって! 最強を決める? 馬鹿馬鹿しいってんだ! さっさと皆を元の場所に戻せ!」

 くくっ…と利根川はまた笑みを溢せばツンツン頭の青年の方を向く。

「威勢がいいな…上条当麻……!」

「な、なんで俺の名前を知ってんだ?」

「そんなことはどうだって良かろう……? それより発言に気を付けることだ……! 次、ゲームの進行を止めることがあれば即刻殺す……! 同情の余地もなく…!」

 利根川の脅しを物ともせず上条と呼ばれた青年はさらに詰め寄ろうとするが、金髪の少女が彼の片腕を掴み、それを制した。

「やめておいた方がいいですよ。この人から、ただならぬ狂気を感じます。これ以上歯向かえば必ず貴方は殺されます。まずはこの場を生き残り、ゲームも生きてクリアする。それから色々考えるのが得策なのでは?」

 淡々とした少女の態度、人が死んだ光景を見せ付けられても尚冷静であるその態度に、上条は気圧されたのか動きを止めた。

「さすがは殺し屋…貴様は冷静だな……金色の闇!」

「お褒めの言葉をどうも」

 金色の闇と呼ばれた少女はただ静かに、無表情で利根川に返した。

03/18 18:02    

7  no name

続き書こうか悩む(

10/20 10:19    

8  USMC

まどかと魔人ブウも出しとって

12/14 15:17    

9  no name

超サイヤ人4ゴジータ

02/27 23:16    

10  no name

これってこぴべじゃないの、見たことあるよ

03/23 09:49    

11  no name

ジェネシックガオガイガー頼む

03/26 22:14    

12  トイ

殺せんせーw

04/09 17:37    

    

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